使うのが不安な煙型殺虫剤は効果はあるの?

実を言うとバル○ンやアース○ッドのような
煙型(燻煙式)の殺虫剤は結構、上級者向けの殺虫剤だったりします。

効果は抜群にあるのですが、使うまでの道のりは決してラクなものではありません。

yje37j3ki3

ぱっと見は「すぐに大量のゴキブリを一斉駆除できる便利アイテム」の
ように思いますね。

「台所でゴキブリが出た!よし、バル○ンを炊こう!」と、
思ったあなた。ちょっと待って下さい。

いざ実際に使ってみるとなると、煙型は中々厄介な
問題に直面することになるのです。

煙タイプの殺虫剤の特徴は以下の様なものになります。
 1 すぐに効果が出る
 2 食器・家具をいったん、どこかにしまわなければならない
 3 毒煙は実は隅々までは届かない

バル○ンのような煙型の殺虫剤は、”大量の「毒けむり」を部屋の中に充満させて
その空間にいる害虫を「一斉駆逐」していきます。

当然ですが、ちゃんと効果はあります。即効です。

ゴキブリの多い部屋なら、バルサ○をたいた後部屋に戻ってみると
のたうち回って死んでいった大量のゴキブリが床に散乱しているはずです。

ただ、使う前に幾つか注意しなければならないポイントがあります。

まず、煙に反応するタイプの火災警報器は電源を切っておくか、
装置をビニールで覆うかの処置をしておかないと大変な事になってしまいます。

また、煙型の殺虫剤は「即効でゴキブリを駆除」できる程度には強い毒です。
そのまま使ったら、家具や食器に毒の成分が残留してしまってとても危険です。

使う前に、家具や食器・電子機器・衣類などは全て部屋の外に出すか
ビニールなどで覆っておかなければなりません。

そして、いざ使うとなると数時間は部屋を閉め切ったままで中に入ることはできません。
六畳間のアパートに住んでいるような家に避難場所が無い方は数時間
どこかで時間を潰してくることになります。

終わった後には食器・家具などを全部部屋の中に戻す作業が待っています。
まさに「一日がかりの作業」ですね。

例えば、あなたが引っ越しをする時、引越し先にゴキブリがいそうで不安・・・
というような「部屋の中が空っぽの状態」であればバル○ンはかなり有効です。

ですが、すでに家の中に家具を揃えている状態の方や、
飲食店を開いているオーナーさんは
この「バル○ンを炊くまえに部屋の道具はどう処理すればいい?」という問題は避けて通れません。

ですので、飲食店で業者に害虫の駆除を依頼するような時でも
害虫駆除業者が煙型の殺虫剤を使うことはありません。

それに、煙型の殺虫剤は残念ながら部屋の隅々までには届きません。

そもそもゴキブリはそういった「目の届かない場所」に巣をつくります。
タンスのうしろ、収納棚の中に潜んでいるゴキブリを駆除することはできないのです。

まとめると

煙型の殺虫剤のメリットは
即効性がある
広範囲に殺虫効果がある

デメリットとしては
・やる前の下準備が大変、最低でも一日はかかる
・部屋の隅に隠れているゴキブリは退治できない

あと、これは結構重要なのですが、バル○ンはゴキブリの卵には
効果がありません。
ゴキブリの卵は固い殻で覆われているので、殺虫剤は効果がないのです。

ですので、バル○ンは一度焚いただけでは効果はありません。
卵が孵化するであろう二週間後、もう一度焚かなければなりません。

そういうわけで、個人から見ても害虫駆除業者から見ても
煙型の殺虫剤は「使い勝手が悪い道具」だったりするわけです。

ゴキブリを本格駆除するのであれば
ゴキブリホイ○イのような「トラップ型」と、
ゴキ○ジャムやコ○バットのような「毒エサ」を
使わなければ駆除することはできません。

ゴキブリ駆除は長期戦なのです。

・・・さて、次回は「殺虫剤を使うこと無しにゴキブリを駆除する方法」
を紹介していこうかと思います。

虫を退治するための弱い毒だとしても、毒は毒です。
殺虫剤は使わないにこしたことはありません。

>> ゴキブリを安全に追い払う方法