ゴキブリは一匹見たら百匹はいるのカラクリ

「ゴキブリは一匹見たら百匹はいると思え!」

どこかでそういうフレーズを聞いたことはないでしょうか。

あなたから”本当に一匹いたら百匹もいるのか?”と、
そう聞かれると「土地や時期などの状況によります」と
お答えすることになります。

ですが、そんなのでは面白くありませんね(謎)

それに、この手の説にはあながち迷信でもない
根拠がそこにあったりするものです。

今回はこの「ゴキブリが爆発的に増える理由」に
お答えしようと思います。

ゴキブリ大発生の理由を大きく3つに分けると

   1 異常な成長速度の早さ

   2 ゴキブリは雪だるま式に増える

   3 卵は孵化する直前までメスのお腹の中にある
 
この3つが「ゴキブリは一匹見たら百匹はいる」のカラクリなのです。
では、この3つの理由をそれぞれ説明していきましょう。 

1 異常な成長速度の早さ

クロゴキブリは約1年ほどで幼虫から成虫になって
卵を産み始めます。

チャバネゴキブリのほうはどうでしょう?

彼らが卵からかえって成虫になり、卵を産み始めるまでに
必要な時間はたったの2ヶ月です。

あっと言う間ですよね。2ヶ月って。

しかもチャバネゴキブリは温かい場所に住み着きますので
年中増え続けます。

そして、夏場になると増殖力はさらに加速していくのです。
そうなるともはや「手遅れ」の状態になってしまいます。

チャバネゴキブリ駆除には「予防」が何より大事なのです。 

2 ゴキブリは雪だるま式に増える

ゴキブリが一度に産む卵の数は

クロゴキブリ20~30個

チャバネゴキブリ18~50個

です。

例えば、あなたの家に住んでいるゴキブリが、
チャバネゴキブリだとしましょう。

一匹が30個のメスの卵を産んだとします。

成虫になるまで二ヶ月しかかかりませんので、
二ヶ月後のゴキブリの数は卵と合わせて
30×30で900匹です。

(実際に成虫まで生き残れるゴキブリは
半分以下なので900匹までとは言いませんが
少なくとも100匹くらいはいることになります。)

その100匹がまた30個づつ卵を産んだとすると…
…もうお分かりですね。

ゴキブリの増殖力は単純な掛け算じゃありません。
雪だるま式です。

油断していると一気にウジャウジャ大増殖してしまうので、
手遅れになる前に対策しておかなければなりません。 

3 卵は孵化する直前までメスのお腹の中にある

あなたは「ゴキブリの卵の殻」は見たことはあっても
「まだ孵化していないゴキブリの卵」は
見たことがないんじゃないでしょうか。

ゴキブリのメスは
幼虫が孵化する直前まで”卵を携帯”します。

これは卵は産んだ後、そのまま放おっておいたらクモなどに
卵を食べられてしまうからです。

これって何を意味するかと言うと、
「ゴキブリの卵はかなりの確率で孵化する」
ということになります。

親ゴキブリが卵が孵化するまで
大切に守ってくれますからね。

親さえ無事であれば数カ月後には
ゴキブリ大家族の完成ってわけです。 

まとめ

さっきのゴキブリ大発生の3つの理由をまとめると、

ゴキブリは
「成長速度が以上に早いかつ一度に大量の卵を産む。
しかもその卵はほぼ確実に孵化するため」
数ヶ月の内に大繁殖してしまうのです。

 

 

・・・関係ない話になりますが、ゴキブリの卵って
おせち料理の「黒豆」によく似ているんですよね。

あなたが台所にいる時に「ん?なんか細長い黒豆が落ちているぞ?」と
思っても摘み上げるのはちょっと待って下さいね。

恐らく・・・それは・・・ 

次回は「ゴキブリが生きていくための条件」について説明していきます。
ゴキブリはどういった場所に住み着くのでしょうか? 

>> ゴキブリが生きていくために必要な環境